骨密度検査器械について
こんばんは
みやリハ院長の宮﨑義久です。当院のブログをご覧頂き有り難うございます。
令和2年に入り、体の骨格を支える骨の話を行っております。
今回は骨の詰まり具合を測定する検査の話です。
骨の詰まり具合の検査方法は、読んで字のごとくですが、骨密度検査になります。
骨密度を測定する検査器械は数種類の方法がありますが、当院で導入予定の器械は
「DXA法」と言う測定方法に基づいた器械です。
日本語にすると、「二重エネルギーエックス線吸収測定法」と、何が何だかわからないので、
「DXA法」と呼ぶのが一般的です。
放射線を利用して測定しますが、その被曝量は胸部レントゲンの1枚分(0.06シーベルト)と同じくらいかそれ以下のレベルなので、自然界で私たちが太陽から受ける1年間の被曝量(2.4シーベルト)よりかなり低い数値です。
なぜ「DXA法」なのでしょうか?
それは、骨粗鬆症の診断には、「DXA法による器械で、腰椎と大腿骨の付け根(頚部)を測定し、評価することが望ましい」と明記されております。
よって、骨粗鬆症の診断基準に基づいた検査器械なのです。
次回は「DXA法」についてもう少し詳しく説明したいと思います。
1月17日の建築状況です。
外観はあまり変わりませんが、内部は断熱材の吹きつけ工事を行っておりました。
投稿日:2020年01月18日