腰椎椎間板ヘルニアを防ごう!
皆様こんにちは。理学療法士の古閑竜平です。
当院のブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
久しぶりの投稿になってしまいました💦
福岡もついに梅雨真っ最中で、じめじめした日が続いていますね。
本日は、腰椎椎間板ヘルニアという病気についてのお話です。
【腰椎椎間板ヘルニアはどんな病気?】
腰椎椎間板ヘルニアとは、椎間板というクッション材が年齢による変性や重量物を持ち上げる事による負荷でクッション材が破れ、中にあるゼリー状のような物質が神経を圧迫し、腰痛や下肢痛を引き起こす病気です。
この病気の特徴として、20~40歳代の活動性の高い男性に多いのが特徴です。
【ヘルニアはどんな症状・・・?】
腰椎椎間板ヘルニアには多様な症状があります。
今回は特徴的な症状をいくつかご紹介します。
椎間板ヘルニアの主な症状・・
腰や殿部などに痛み
下肢へのしびれ
足に力が入りにくくなる
これらの症状は、運動や労働で増悪し、安静にしていると軽快するのが特徴です。
また、姿勢による影響も多く、お辞儀をする姿勢で症状が増悪し姿勢を戻すと症状が軽快します。
【これもしかしたら・・・!】
先ほど、腰椎椎間板ヘルニアの症状や特徴をご紹介しました。
次は、実際に整形外科で行っている検査をご紹介していきます。
この検査を実施して、症状がでるようであれば腰椎椎間板ヘルニアの可能性があります。
写真を見ながら、実際にやってみてください。
・下肢挙上検査
- 仰向けになり、健側の膝を曲げる
- 患側の膝は伸ばしたまま、脚を上げる。
※60°付近で足の後ろに痛みが出たら、腰椎椎間板ヘルニアかもしれません。
【背筋を鍛えよう!】
腰椎椎間板ヘルニアについての理解が深まりましたね!
次は、体幹を鍛えて身体の安定性を高めて、ヘルニアの予防に努めましょう
・お尻のストレッチ
- 片脚を抱える
- 息を吐きながら、膝を肩に近づける
- 20秒ほどキープする
※お腹の力を抜いて、お尻や腰が伸びるように意識します。
・背筋運動
- 大きく息を吸いながら背中を丸めましょう
- 息を吐きながら、背中を反らしましょう
※胸の部分を動かすことが重要です。
運動は日々の積み重ねが大切です!
地道に運動して、ヘルニアを防ぎましょう!
他にも、腰痛予防の運動はありますので是非当院スタッフに聞いてみてください!
それでは、次の投稿までお待ちください。
投稿日:2023年07月03日