院長ブログ

TFCC損傷とは?

皆様こんばんは
みやリハ院長の宮﨑義久です。当院のブログをご覧頂きありがとうございます。
コロナウイルスの警戒の中、長雨の梅雨が終わった途端に猛暑の日々が続き、9月に入った途端に強烈な台風が発生と、
天災続きの令和2年です。ノストラダムスの予言にはないですよね?
皆様いかがお過ごしでしょうか?

当院では手の症状でお悩みの方が多く来院されますが、手首の小指側(手関節尺側)の痛みを訴える方がたまにいらっしゃいます。

その中でTFCC損傷やECU腱鞘炎(後日のブログにとっておきます)が多い印象です。
TFCCとはtriangular fibrocartilage complexの略です。
日本語では、三角線維軟骨複合体という組織の名前(下図の青矢印)で、手関節の安定性に重要な組織です。

日本語では長いので、TFCCの方が言いやすいですね。
ドアのノブをひねる時やネジを回すような動作で痛みを生じますが、何もしない安静時は痛みがないのが特徴です。

診断は1)や2)のように、TFCCにストレスをかけて、痛みを誘発するテストが有用です。
1)
1)手首を外側に回し(回外位)、手首の小指側の骨(尺骨)を押さえる。
2)

2)手首小指側に倒し(尺屈)、手首を回旋(回内外)する。

また、レントゲン写真やMRIを併用し、診断します。
治療は、サポーターなどを用いた手首の安静や、ステロイド剤を注射することもあります。
残念ながら、進行した症状の方に対しては、手術をお勧めする方もいらっしゃいます。

投稿日:2020年09月06日

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