温めることはいいこと?
皆様、こんにちは!
みやリハ理学療法士の古閑竜平です。当院のブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
私の近所では、梅の花に色が付きはじめています。春がすぐそこまで来ているようですね!
本日の投稿は、当院で使用しているホットパックについて紹介します。
【温めるっていいこと?】
リハビリを実施していると、患者様から「痛いときは温めたほうがいいの?それとも冷やしたほうがいいの?」という質問を頂くことが多いです。
結論は、温めたほうがいいです!
温めて治療することを温熱療法といいます。温熱療法には4つの効果があるとされています。
<温めの効果>
- 循環の改善
- 痛みの軽減
- 筋肉や皮膚などの伸張性改善
- 創傷治癒促進
温めることで血管の形や血流に変化が起きます。その結果、発痛物質の除去(痛みの改善)や傷を治すために必要な栄養を傷んだ組織へ送ることが出来ます。(創傷治癒促進)
また、皮膚や筋肉なども柔らかくなり、動きの改善などにもなります。
みやリハの温熱療法!
温熱療法(ホットパック)を紹介します。
当院は、従来のホットパックと違い温熱療法にバイブレーション機能を加えたホットパックを使用しています。振動を加えながら患部を温めることができるのが特徴です。
<冷やしたらいい時はどんな時?>
冷やしたほうがいい時は、捻挫や肉離れなどをした直後から24~72時間までが望ましいとされています。
温熱療法と逆で、冷やして治療を行うことを寒冷療法といいます。
寒冷療法にはこんな効果があります。
- 炎症や浮腫の抑制
- 循環の改善
- 痛みの緩和
- 筋スパズム改善(筋のこり)など
肩こりや腰痛などのときは、湯船にしっかり浸かるなどからだを温めるといいかもですね!
当院には、ホットパック以外にも物理療法器械がありますので、今後ご紹介していきます!
それでは、次回の投稿お待ちください!
投稿日:2022年02月22日