リハビリスタッフのブログ

ばね指は防げる?

皆様こんにちは。理学療法士の古閑竜平です。

当院のブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。

遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。

今年も、当院を宜しくお願い致します。

2023年、初めての投稿です!

本日は、腱鞘炎(ばね指)についてのお話です!

 

【ばね指(腱鞘炎)とはどんな病気?】

皆さん!ばね指(腱鞘炎)という病気をご存知ですか?
腱鞘炎は、指を曲げるときに腱と腱の浮き上がりを抑えてくれるトンネルのような働きをした腱鞘が、指の使い過ぎによって摩擦が生じ炎症が起こります。炎症が生じることで腱鞘や腱自体が肥厚し円滑に指を曲げられなく病気です。

主な症状として、指のスムーズな動きが困難、指の付け根の痛みや腫れ・熱感があります。

この病気の特徴として、更年期の女性に多く、妊娠出産期の女性や糖尿病患者さんにも多く生じます。また、手の使い過ぎやスポーツ、指をよく使う仕事の方にも多いのが特徴です。

よく症状が起きやすい場所として、親指や中指に症状が出やすいと言われています。

【指のことを知ろう!】

なぜ、腱や腱鞘は大事なのと思いませんか?

指は腱によって、曲げたり伸ばしたりすることができます。腱があることによって、筋肉の力を効率よく手・指に伝えることができます。また、腱鞘というトンネルがあることによって腱の逸脱を抑えてくれる働きがあります。

 

【ばね指(腱鞘炎)を予防するにはこれ!!】

今回は2つの運動をご紹介します!

手や指を使った後や、家事の後に実施してみるとばね指を予防できるかもですね!

 

・屈筋のストレッチ

1、手の平を上に向ける
2、指先を後ろに引っ張りながら手首を曲げる
3、そのまま30秒キープする

・ばね指体操

1、握りこぶしで浮き出ている所)、第2関節(真ん中の関節)を90°程度曲げます
2、第1関節は伸ばしたまま指腹で消しゴムや握ります。
3、そのまま握った状態を数秒維持します。
※握ったときに反復させないのがポイント!
→持続的に握ることにより、腱が腱鞘(トンネル)を伸ばしてくれます。

是非、お時間あるときにチャレンジしてみてください。
それでは、次回の投稿までお待ちください。

 

 

投稿日:2023年02月12日

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