腱板筋ってなに?
皆様こんにちは。理学療法士の古閑竜平です。
当院のブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
毎日猛暑日が続いており、外に出るのも億劫になっちゃいますね💦
こまめに水分補給をし、暑い夏を乗り越えましょう!!
本日の投稿は、肩関節の重要な筋肉“回旋腱板筋”についてお話していきます。
【回旋筋板とは?】
皆さん腱板筋という言葉は聞いたことありますか?なんのことかさっぱりですよね!
実はこの腱板筋という筋肉はかなり重要なんです!!
腱板筋とは、肩関節の周囲を取り巻く筋肉のすじのことを言います。腱板筋があることによって肩関節(肩甲骨と上腕骨)を補強し、関節の安定性に関与しています。腱板を構成する筋肉は4つあります。
肩の上方にある棘上筋、後方にある棘下筋・小円筋、前方にある肩甲下筋という筋肉です。
・前方の筋肉
・後方の筋肉
【回旋筋腱板はかなり重要!!】
先ほど腱板筋についてお話しましたね。腱板筋はインナーマッスルという筋肉で関節を安定する働きがあります。一つでもこの筋肉が筋力低下を起こしたり、使い過ぎなどで傷んでしまうと、関節が不安定となり周辺の組織を傷つけたり、五十肩の原因のもとに繋がります。
ちなみに腱板筋の中でも、棘上筋は傷みやすいという特徴があります。
【腱板を鍛えよう!!】
腱板筋は肩の筋肉の中でもかなり重要な筋肉ということが分かりましたね!
では、実際にリハビリで実施している腱板トレーニングを紹介していきます。
その中でも、棘上筋・棘下筋・肩甲下筋を紹介します。
・棘上筋
1、肘をしっかり伸ばす
2、1の状態で身体の横から0~30°程外に開く
3、身体につけるように戻す
・棘下筋
1、肘を90°に曲げる
2、肘が身体から離れないように外に開く
3、始めた位置に戻す
・肩甲下筋
1、肘を90°に曲げる
2、肘が身体から離れないように内に閉じる
3、始めた位置に戻す
当院では、実際の運動中にスピードを遅くしたり速くしたりなど変化を加えながら実施しています。
また、セラバンドというゴムを使ってもトレーニングをしたりします。
もちろん、ゴムがなくても大丈夫です!
皆さんも腱板をしっかり鍛え、肩関節の怪我を予防しましょう。
それでは、次の投稿までお待ちください。
投稿日:2022年08月08日