『熱中症』に気をつけよう!
みなさんこんにちは。
理学療法士の馬場です。
梅雨が明け、本格的な暑さがやってきます。
今回はテーマは『熱中症』についてです。
予防のポイントと、もし数日寝込んでしまったときに体力がどれくらい落ちてしまうのかをお伝えします。

熱中症とは
熱中症とは、暑さによって体に熱がたまってしまい、体調が悪くなることをいいます。
私たちの体は、暑いときに汗をかくことで熱を外に逃がしていますが、あまりに暑い日が続くと、この仕組みがうまく働かなくなります。
その結果、めまいや立ちくらみ、頭痛、吐き気、体がだるいといった症状が出てきます。
症状が軽いうちは、涼しい場所で休んで水分と塩分をとれば回復しますが、意識がぼんやりする、自分で水が飲めない、けいれんが起きるといった場合はすぐに病院を受診してください。

熱中症を防ぐために
熱中症を防ぐためには、次のようなことを心がけましょう。
・喉が渇く前に、こまめに水分と塩分をとること。
・我慢せずにエアコンや扇風機を使い、部屋を涼しく保つこと。
・気温が高い時間帯の外出や運動はできるだけ避けること。
特に梅雨明けの時期は、体がまだ暑さに慣れていないため、熱中症になりやすくなっています。
少しずつ暑さに体を慣らしていくことも大切な予防法のひとつです。
水分は1日1.2リットル(コップ6杯ほど)を目安に、こまめに飲みましょう。
また、汗を多くかいたときは、水だけでなく塩分の補給も大切です。梅干しや塩あめ、スポーツドリンクなどで塩分を補うと安心です。

一週間寝込むと体力はどれくらい落ちる?
熱中症などで体調を崩し、一週間ほど寝て過ごしてしまうと、足の筋力は10〜15%ほど落ちてしまうといわれています。
たった一週間でも、歩く力や立ち上がる力に変化を感じるには十分な期間です。
さらに、一度落ちてしまった体力を元に戻すには、寝込んでいた期間よりも長い時間がかかることが多いです。
ですから、熱中症で数日動けなくなったあとは、体調が良くなり次第、無理のない範囲で少しずつ体を動かしていくことが、早く元の生活に戻るための近道になります。

落ちた体力を取り戻す運動
体調が回復してきたら、ご自宅で気軽にできる運動から少しずつ再開してみましょう。
どれも椅子を使って安全に行えるものです。痛みが出たら無理をせず、休みながら行ってください。
①膝伸ばし運動:椅子に浅く腰かけ、片方の膝をゆっくり伸ばして5秒キープします。左右10回ずつ行いましょう。太ももの筋力を保つ運動です。

②かかと上げ運動:椅子の背もたれや机に手を添えて立ち、かかとをゆっくり上げ下げします。10回を目安に行いましょう。ふくらはぎの筋力を保ち、歩く力につながります。

③立ち座り運動:椅子から手を使わずにゆっくり立ち上がり、また座る動作を5〜10回繰り返します。ふらつく場合は机や手すりに手を添えて行ってください。日常生活で最もよく使う動きの筋力を鍛えられます。

いずれも無理のない回数から始め、慣れてきたら少しずつ増やしていくとよいでしょう。
ご不安な場合は、遠慮なく当院スタッフにご相談ください。
まとめ
熱中症は、暑さによって誰にでも起こりうる体調不良です。
こまめな水分・塩分補給と室温管理、そして無理のない行動を心がけましょう。
もし数日寝込んでしまっても、体調が良くなったら少しずつ体を動かし、体力の低下を防ぐことが大切です。
ご不安な点があれば、いつでもスタッフまでお気軽にお声かけください。
投稿日:2026年07月13日




