『ドアとドアノブの関係!?』
ドアがしっかりしてないと、ドアノブは回りません!
ドアがフニャフニャじゃ、ドアノブは回せません!!
…えっ?そんなの当たり前??…
唐突ですがみなさん、このドアとドアノブの関係、じつはリハビリで扱う関節においても、ほぼ同じことがあるんです!!
~こんな経験ありませんか?~
『股関節の動きが悪くてリハビリを受けに来ているのに、どうして胴体(体幹)の筋トレをするの??』
理由を知らないままリハビリを受けているだけでは、この疑問が出るのが普通だと思います。
でもこのリハビリ内容、じつは最初に書いた「ドアとドアノブの関係」と同じなんです!
・「ドアがフニャフニャだと、ドアノブは回せない」
これを人間の身体に置きかえると、
・「胴体(体幹)がフニャフニャだと、股関節は回せない」となるわけです。
股関節が機能するためには、隣接する関節部位の固定制(鍛えて付けた筋肉を働かせる・力を入れると、その部位は固くなる)がしっかりしていることも大切になってきます。しっかり固定した体幹があって、股関節が機能してきます。このような理由があり、股関節のリハビリにおいて体幹トレーニングをすることもあるのです。
当院のリハビリにおいても、同じような理由などから体幹トレーニングをすることもあります。
例に挙げた股関節のリハビリに限らず、希望されている部位の治療のために違う部位・離れた部位を扱うことはよくあります。もしリハビリ内容で疑問に思うようなことがありましたら、遠慮なく担当スタッフに質問していただければと思います。
(昨年12月に院外であった勉強会において扱っていた、「そけい部痛のリハビリテーション」の内容の一部を参考に、今回のお話をさせていただきました。)
投稿日:2023年02月22日