院長ブログ

ECU腱鞘炎とは?

皆様、こんにちは
みやリハ院長の宮﨑義久です。当院のブログをご覧頂きありがとうございます。
前回の更新から気づけば1ヶ月が経過していました。とにかく時間がたつのが早すぎです。
毎日、やることが多すぎて少しでも気を許すと仕事がどんどん溜まって行くのを実感しております。
Go Toの波に乗れない日々が続いております。皆様いかがお過ごしでしょうか?

前回は手首の小指側(尺側)に発生する痛みの原因で、TFCC損傷の話をしました。私の印象ではTFCC損傷診断を受けた患者様の中にはECU腱鞘炎の診断の方が適切では?という印象の方がたまにいらっしゃいます。
それではECU腱鞘炎とはなんでしょうか?
ECU(extensor carpi ulnalis)は日本語では尺側手根伸筋と言います。
整形外科で使用する解剖の名前はとにかく漢字が長いです!英語での略語が言いやすいのがよく分かりますが、一般の方にはなじみにくいですね。
その尺側手根伸筋は手首の背側で、小指側を走行しています。
以前に腱が通過するトンネルのことを腱鞘と説明しました。手首の背側には手首や指を伸ばす動きを行う腱が通過するトンネル(腱鞘)が6つあります。親指側から6番目のトンネルに尺側手根伸筋が通過しています。ちなみに1番目のトンネル(親指側)での腱の通過障害がデュケルバン腱鞘炎です。
尺側手根伸筋が原因の腱鞘炎はデュケルバン腱鞘炎の次に多い疾患です。



原因としては手首や指の使いすぎ、スポーツ時のひねり動作や転倒と言われています。
徒手検査や画像検査で診断をしております。
治療はまずは安静や消炎剤の説明を行いますが、症状が持続する場合はステロイド剤の注射も効果的です。

投稿日:2020年10月04日

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