DXA法の検査結果の見方
こんばんは
みやリハ院長の宮﨑義久です。当院のブログをご覧頂き有り難うございます。
前回までに、骨粗鬆症の評価は骨密度検査を行い、DXA法に基づいた検査が有用で有ることを
説明させて頂きました。
今回は、その結果結果の簡単な見方を説明したいと思います。
簡単に言うと、骨が元気な若者と比較した場合、どのくらい詰まっているか?
と言うのが検査結果の評価になります。
骨の成長は大体30歳くらいまでと言われています。その後、しばらく平行線をたどり、女性では更年期から急な降下線をたどり、男性は徐々に低下していきます。
よって、この場合の若者とは、20歳代から40歳代の骨密度の平均値になります。検査結果は、
YAM(若年成人平均値 YAM:young adult mean)と書かれています。
その、若者の骨密度を100%とした場合、検査を受けた方の骨密度がどのくらいあるのか?
というのが、骨粗鬆症の評価になります。結果表にはYAM ? %と書いてあります。
YAM80%〜70%の結果であると、要注意。
YAM70%以下の結果であると、骨粗鬆症と診断出来ます。
厳密に言うと、標準偏差という評価方法もありますが、日本ではこのYAM値が主流です。
骨粗鬆症の診断にはその他にも、色々なアプローチが有りますが、その話は次回にしたいと思います。
1月31日の外観です。そろそろ囲いが外れる予定です。
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投稿日:2020年02月03日