院長ブログ

Carpal bossとは?

皆様おはようございます。
みやリハ院長の宮﨑義久です。
前回の投稿からかなり期間が経ってしまいました。
いつの間にか、長袖の季節となり、年末が見えてきた季節となってしまいました。
皆様いかがお過ごしでしょうか?

私のクリニックには手でお困りの方も多く来院して頂いております。
たまに診断と治療に難渋する場合もあります。

「手の甲が腫れている」の訴えで来院される方がいらっしゃいます。原因はガングリオンという粘液がたまった腫瘤が圧倒的と思うのですが、まれに下図のレントゲン画像のように骨の形が変形し隆起している場合もあります。

「Carpal boss」という聞き慣れない病気があります。
手を構成する小さな骨を手根骨(carpal bone)と言うので、carpalは「手根」です。
一方で「boss」という意味は、病気としては似つかわしくない響きですが、日本語でいうと「瘤(りゅう)」と言う訳になります。親分ではなく「コブ」という意味もあります。なので日本語の病名は「手根瘤」になります。
英語での病名の方が流通しています。

Carpal bossは第2、3中手骨の根元が骨性に変形することが原因で、手の甲が腫れてきます。

はっきりとした原因はまだ分かっていませんが、外傷やゴルフのクラブやテニスのラケットなど道具をしっかり握るスポーツ動作で発生することもあるようです。
無症状の場合も多いのですが、痛みを伴う場合は固定などによる安静をお勧めします。それでも痛みがひどい場合は手術になることもあります。

投稿日:2021年11月28日

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