院長ブログ

指の第2関節の肥厚  pachydermodactylyとは? (日本語に出来ない病名)

皆様こんばんは
みやリハ院長の宮﨑義久です。当院のブログをご覧頂きありがとうございます。

前回の更新は7月下旬の夏真っ盛りでした。
8月はお盆前より雨続きとコロナの第5波での緊急事態宣言で慌ただしい月でした。
9月に入り、福岡は久しぶりに台風直撃でしたが、とりあえず被害はなくほっとしております。
皆様如何お過ごしでしょうか?

当院には手の疾患でお困りの方が多く来院されます。
私の経験不足もあり、診断がつかない場合もあります。
以前、指の第2関節が腫れているというか、肥厚している患者さんがいらっしゃいました。
特に日常で困ることもなく、スポーツもしっかり出来ているのですが、整容面が気になっておりました。

このような感じで第2関節が肥厚しているのですが、レントゲン写真では異常所見を認めません。

後日、調べて見たところ、pachydermodactylyと言う病名がありました。
多くの病名は日本語もしくはカタカナになっていると思うのですが、日本語になっていない病名のようです。
語源はギリシャ語でPachy(肥厚)、Dermo(皮膚)、Dactyly(指趾)から作られた言葉です。
若年者の良性の線維腫症として1975年に報告されています。
症例報告は、整形外科よりも皮膚科や形成外科での報告が多いようです。

治療方法は肥厚した部分を外科的に切除するようです。術後の再発ないようです。
患者様から教えられる事が多い毎日で、この歳になってもまだまだ修行の足りなさを感じた症例でした。

投稿日:2021年09月20日

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