院長ブログ

ヘバーデン結節とは?

皆様こんにちは
みやリハ院長の宮﨑義久です。
当院のブログをご覧頂きありがとうございます。

今回はヘバーデン結節の話です。
ヘバーデン結節とは40代以上の女性に発症する、指の第1関節の変形です。
1802年にイギリスのWilleam Heberden博士の名前にちなんでヘバーデン結節と命名されています。
日本では伊能忠敬が日本の測量を行っていた時期です。ヨーロッパの文化はすごいですね。
示指から小指に発症しますが、まれに母指にも発症する場合もあります。

痛みとともに赤く腫れたり、変形を伴います。進行すると関節の動きが悪くなる場合があります。
レントゲン写真では辺縁に骨棘という変化が確認されます。
また、ミューカスシストと呼ばれる粘液が溜まる水ぶくれが出来ることがあります。
原因は不明で「使いすぎ」や「年齢のせい」と言われていましたが、最近は女性ホルモンが関与しているのでは?
と言われています。

当院では初期症状の場合、まずは家庭でも出来るテーピングをお勧めしております。
具体的には以下の要領です。


テープは肌に優しい紙のテープです。私は3Mのマイクロポアというテープを2種類使用しています。


幅の短いテープと広いテープを各々2枚用意します。

まずは短いテープを第1関節の背側に縦に2枚貼ります。
関節が曲がりにくくなるように突っ張り棒を作る感じです。


次に幅の広いテープを巻き付けて完成です。
2枚使用する意味は、紙テープのため一気に巻くと、しわが出来やすくなります。
デスクワークには最適ですが、欠点としては紙テープなので、水仕事には不向きです。

そこで、当院では金属で出来たリングを用意しています。

また、先ほど女性ホルモンの関連について触れましたが、詳しくは
大塚製薬の「エクエル」と言うサプリを調べて頂ければと思います。
当院でも、以下の冊子をお渡ししています。

以前、ヘバーデン結節でお困りの患者様に対し、私も「使いすぎ」や「年齢のせい」と言っておりました。
結構つれない感じだったと思いますが、最近では患者様に少しでも期待が持てる話が出来るようになったと思います。
手のトラブルに対しても当院が目指す「健康寿命のお手伝い」にはなりますね。

投稿日:2020年04月12日

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